神代和紙保存会最大のイベント「かみさま夢風鈴」が始まりました。早いもので今年で9回目。ゆめすき公園の藤棚や東屋を中心に、神代和紙の短冊が2,400枚、風鈴100個以上が風に揺らめいています。
公園内の飾りつけは7月27日の日曜日。今年も近隣、神代和紙を使ってくださっている作家さんなどたくさんの方々が暑い中駆けつけ手伝ってくれました。何年も手伝ってくれているためか、皆さん手慣れた手つきで、短冊や風鎮を竹の棒にくくりつけています。1カ月という長い会期中、風雨にさらされても飛ばないよう、短冊は風鈴は「徳利結び」という結び方でしっかり固定します。

熱中症予防に水分補給しながら、もくもくと作業をしてくれています。


池のほとりにある東屋は、色染めしていない和紙が多く使われ、華やかな藤棚と違う大人な雰囲気です。風鈴の音色が辺りの景色に溶け込み、ずっと居たくなるような心地よさです。

なお、今年の「かみさま夢風鈴」は「エネルギア文化・スポーツ財団」の助成により開催しています。
会期中はイベントも開催しますので、ぜひお越しください。

A1短冊サイズ

広げると短冊になります。

イベントのご案内
ワークショップ「オリジナルガラス風鈴づくり」
日時:8月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)
9・10日は10:00~15:00
11日は10:00~13:00
参加費:風鈴1個につき1000円
ガラスの部分に切ったり、ちぎったりした神代和紙を貼り、短冊には消しゴムハンコで色付けして、世界でひとつだけの風鈴を完成させてください。
保護者同伴なら小さなお子様でもできます。

出店者ごあんない
県内外で出店している人気のお店がワークショップ会期中に出店してくれます。
伝統素材を使ったアクセサリーやアートが人気の「Orion no Mitsuboshi」さん。神代和紙を使った作品を出品してれます。

神代和紙保存会メンバーが営む「こうじろ和紙屋」。神代和紙でできているフィルターで淹れるコーヒーは雑味がなくてまろやかです。

かみさま夢灯篭
日時:8月13日(水)~16日(土)
点灯:19:00~21:00
地域内の幼児、小学生から大人が描いた絵を灯篭に仕立て、ゆめすき公園内に飾ります。旧盆中、園内は幻想的な空間になります。
