令和5年1月18日開催
新見市神郷内の2つの小学校から6年生が自分の卒業証書を作るため、紙の館で紙漉きを行いました。この行事は「神代和紙伝承教室」として、5年前から毎年開催しています。
今春卒業する6年生は、保存会メンバーに教わりながら簀桁(すけた)を前後左右に振り、一枚一枚丁寧に漉いていました。同じ市内でも、卒業証書を自分の手で漉けるのは、神郷地域の2校だけ。地元の伝統工芸に誇りを持って卒業してもらいたいと思います。
一方この日は5年生も参加。ハガキを漉く体験を通じて、紙漉きへの理解を深めていました。
この証書づくりは保存会でも大切な行事。紙漉き体験を通じて、神代和紙の伝統文化を大人になっても忘れず継承してもらいたいと願ってやみません。
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